原稿(novファイル)を書き始めた瞬間、あなたは、すでに、ノヴァリスト!
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SFミステリー 小説家自動生成異次元空間 ノヴァリアン
NOVELYAN 1.20 (株)美利崎人 (ビリザキト)
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NOVELYst AutogeNerating dimensional space
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試用版 ゲストルーム
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◆◇◆更新ニュース◇◆◇
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京 都 大原
星 銀河
夢 心
人形 宇宙船
月 夜 花 光
月 夜 花 光
、 ◇
令 和
SFミステリー
「トゥーフ!」 キャビア マーストラリア ビックマック 記憶
ホラー シリウス コロシウム ナスティ アボミっぽい 「ギャーッ!」 ねずみ アリス
[星 銀河 or検索] ヒット 47 件です。
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ねずみ
/FB1/Mouse/
ネコのやわらかい毛をなでた。そして、公園の
照明で浮かびあがる、対空砲に、眉をひそめた。
たしかに、その生命体は、それをやった。私が正しいとしても、彼を
止めることはできなかった。なぜなら、彼が、どこにいるか分からなか
ったからだ。誰も、今、私を信じてくれないだろうし。彼は、世界を、
火星人に安全なものに変えるだろう。最終戦争が終わったとき、あのシ
リンダーに似た、多くの小さな宇宙船が、あるいは、大きな宇宙船も、
ここにやってきて、10倍は簡単に、地球は、乗っ取られてしまう。
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ビルは、すこし震える手で、タバコに火をつけた。
「考えれば、考えるほど━━━」
ビルは、また、イスに座った。
「ビューティ、やってみようか。その考えは、変だろうが、著名人に持
っていって、信じるか信じないかわからないが。前に会った、大佐は、
かしこそうだった。そう、キーリー将軍も。話だけでも
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ボディスナッチャー
/SY/BodySnatcher/
原作:ジャックフィニー
W・D・リヒター、フィリップカウフマン
プロローグ
別の太陽系。大きなガス惑星をまわる、衛星。
ガス惑星の熱で、宇宙生命体が活動を始めた。胞子状の半透明の無数
の種子を、宇宙空間に散布した。種子は、宇宙空間を漂い、銀河を抜け
て、地球に漂って、地面に降り立った。
2
1
1
シスコのゴールデンブリッジの近くの公園。雨が降っていた。
植物の葉の上に着床した胞子は、放射状に葉根をのばして、小さなつ
ぼみを形成して、赤い可憐な花を咲かせた。
同じ木々の葉の上に、いくつも咲いた赤い花のひとつを、リサが手に
とった。
「お花が咲いてるわ」と、保育士の女性。子どもたちを、散歩させてい
た。リサを、振り返って見ていた。「きれいね」子どもたちも、花を摘
んだ。「そちらにも、あるわ」ブランコには、牧師が乗っていて、子ど
もたち
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八甲田 歩のスペースドライバー日誌
/RM/SpaceDriver/
タワー
「東京駅まで!」と、料亭のおかみさんふう女性。
「ここからだったら、新目白通りを抜けてゆくのが断然早いわよ!」
「いいわ、私が教えてあげる!そこの高戸橋を右に曲がって新目白通り
に入ってくれる?」
「高速道路に沿って、飯田橋を抜けて」
「皇居に出たら、お堀ぞいに行くと」
「ほら、東京タワーが一番よく見える場所に出るから」
「ここで左折すれば、正面が東京駅よ!」
「あら、今夜のタワーは、ずいぶんブルーなかんじだこと!」
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1
想おもふ雲
「それって、なんなの?」と、女の子。
「どれ?これなら、安全の全の字よ」と、お母さん。
「金の字かと思った!」
「あら、金の字も忘れてしまったの?最近、覚えたばかりじゃない?」
「知ってるわよ!ただ、金の字をそう書く人もいるのかなって思ったの」
4
3
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黄の悪夢
/FB2/NightmareInYellow/
2
1
1
今夜を選んだのは、今日が彼の40回目の誕生日で、夜中の8時46
分が、まさに彼が生まれた瞬間だったからだ。時刻まで詳しく知ってい
るのは、母が占星術にこっていて、生まれたときのことを、なんども聞
かされていたからだった。彼自身は、迷信深くはなかったが、40才で
新しい人生を、正確な時刻にはじめることは、彼のユーモアのセンスに
強く響いたのだった。
時間は、どんな場合でも、ただ、彼を通りすぎていった。不動産専門
の弁護士として、多くの金が、彼の手をただ通りすぎていった。しかし、
あるとき、彼は、その一部に手をつけた。1年前、確実に儲かる方法で、
2倍か3倍にする投資に使うために、5万ドルを借用した。しかし、う
まくゆかなかった。それで、その損失をうめるために、あれやこれやと、
ギャンブルに手を出して、さらに多くの金を借用した。
その額は、今では、30万ドルをこえていた。あと2・3か月しか不
足分を隠しとおせなかった。その間に、不足分を返せる見込みもなかっ
た。
それで、疑惑をもたれないように、注意深く、不動産を売りはらいな
がら、現金の額を増やしてい
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囚人のピアノ
/TZ/TheConvictsPiano/
プロローグ
夜の山の景色。
窓が閉まると、壁にも、星空。
惑星が回っている上に、胎児、蜘蛛、浮き雲、木馬。
赤ちゃん人形の顔、土人のお面。
水爆実験、窓。
そして、ナレーターのロッドサーリングの映像。
星空のバック。「ミステリーゾーン」のタイトル。
2
1
1
刑務所の屋上。休憩時間。
リックは、目をつぶって、頭の中で、軽快なジャズピアノを演奏して
いた。台の上に置いた、両手の指が動いていた。不思議に思った、フレ
ッドが、横に座って、動く指を見ていた。
フットボールをしていたサムが、ボールを追って、ふたりにぶつかっ
てきた。サムは、追ってきたもうひとりに、タックルされた。
「ふざけるな!」と、サム。相手を突き飛ばしてから、ナイフを出した。
「来い!」
それを見て、リックが、サムにぶつかっていった。
すぐに、監視人がやってきた。
「やめ
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アンドロメダⅡの来訪者
/FB/AllGoodBems/
思いついたのさ」
エルモは、立ち上がって、行ったり来たりし始めた。
「やつらは、あらゆる点で、オレより一枚上手うわてだったわけだ。ただし、
ひとつのことを除いて。レックスさ」と、エルモ。「その点で、おまえ
が共犯だとしても、オレはやつらに勝っている」
「どうやって?」
「おまえが、幸運の星なのさ。世界に一匹だけの、しゃべれる犬さ、レ
ックス。オレたちは、おまえに、ダイヤモンドで装飾された首輪をプレ
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ゼントできるし、熟成肉のステーキをごちそうできるのさ。なんでもお
まえの望みどおりさ。やってくれるよね?」
「やってくれるって、なにを?」
「話すことさ」
「ウー」と、ドーベルマン。
ドロシースコットは、エルモスコットを見て、言った。「エルモ、な
ぜそんなことを?あなたは、レックスに、無理に、話させるようなこと
はしないと、言ったわ。レックスになにかしてあげない限り。レック
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オブライエンの孤独
/ST/DS9_2_4_2/
モリーの好きな、積み木ブロックにしたの」
ケイコは、オブライエンを、じっと見つめた。
「マイルズ、なぜ、バルカンのプログラムのこと、知ってるの?あなた
には、まだ、話してなかったはずよ━━━」
◇
エンディングコール。
ワープ航行する、星空の映像。
雄大な、ディープスペースステーションの音楽。
(第二_四_二話 終わり)
94
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ミットキーあらわる
/FB1/TheStarMouse/
もとの目的地は、あきらかに、地球の月だった。も
しも、ロケットのコースが変わってない場合の、到着時と到着場所。
「地球だって?」と、クラロフ。意外そうに。「前に調査したときは、
宇宙ロケット開発まで、相当、時間がかかるように見えたが。十字軍や
宗教戦争が続いていた星だろ?」
「ええ」と、ベムジ。「鎧やよろい、弓矢の時代でした。それ以来、大きな進
歩があったのかもしれません。これが、実験的なものだとしても。着陸
する前に、破壊しますか?」
「いいや」と、クラロフ。考えながら、頭を振った。「じっくり調べる
ことにしよう。地球に行く手間が、省けるかもしれん。ロケットを調べ
れば、現在の発達段階がわかる」
「それなら、報告しますか?」
「もちろん。基地に、連絡して、ロケットの着陸を誘導するように。爆
発物は、無力化するのを忘れずに」
「この場合は、一時的なフォースフィールドを使用しますか?」
38
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暗黒の地球帝国
/ST/ENT_4_5_2/
エピローグ
アーチャー船長の室。
「忘れる前に」と、アーチャー。
「うん?」と、ホシサトウ。
「頼みがある。あす、朝イチで、歴史ファイルを消してくれ!これ以上、
だれにも、知られたくないからな!例の、惑星連邦なんて、存在は!」
ホシサトウは、テーブルに用意してあった、2つのシャンパングラス
を持ち上げた。
「もうひとつの宇宙のデータなんて、全部、消せばいい!」
「その通り!」
ふたりで、乾杯した。
「艦隊は、二日ふつか後には、地球に戻るわ。指揮官たちの、支持を、得られ
る?」
「全員、皇帝に、忠実だ。だれが、皇帝になろうとな。艦隊が着くころ
には、すでに、もう、誕生してるさ。このジョナサンアーチャー皇帝の、
支配が!反乱軍を鎮圧したら、わが帝国の規模を、さらに━━━」
アーチャーは、シャンパンの毒がきいてきて、イスから落ちた。
「大丈夫?」と、ホシサトウ。
ホシサトウは、立ち上がって、ドアをあけた。
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すい星はさりゆくとも やがて きたらむ
/FB2/Reconciliation/
残された数秒のあいだ、互いを絶望的に固く抱きしめた。最後の瞬間が、
今、重要なことのすべてだった。
「あいしてるよ」
「ジョン、ジョン、わたしの━━━」
衝撃がやってきた。
静かな夜は、昼と化し、巨大な赤の花がさらに、巨大化して、空をお
おいつつあった。
直径30マイルのすい星の衝突は、水爆の1千億倍のエネルギーで地ち
殻かくを溶かし、マグマの津波つなみは、高さ100マイルで30分後に地球の反
対側までくると、互いにぶつかりあって、波打った。
「チャップン、チャップン」
「チャップン」
(終わり)
6
5
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まだ終わりじゃない
/FB3/NotYet/
同様に、自分と標本のもう1匹の頭につけた。
しばらくして、カーとラルは、がっかりして互いを見た。
「7つのテストで、最低レベルを下回る」と、カー。「これでは、訓練
しても、鉱山の単純労働にも使えない。もっともシンプルな命令も理解
できないだろう。標本は、サンダー博物館に持ち帰ろう」
「惑星は破壊しますか?」
「いや」と、カー。「おそらく100万年後には、それまでわれわれの
種族が続いていたとして、ここの生物も奴隷にできるくらいに進化して
いるかもしれない。よし、つぎの太陽系に移動だ!」
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エピローグ
ミルウォーキースター新聞の編集室は、ローカルページの校正に追わ
れていた。校正係長のジェンキンスは、最後から2番目の欄の記事をど
うするかで迷っていた。
「ピート」と、ジェンキンス。「8番目の欄にもう1つ記事が入るよ!
36文字分くらいだ。入りそうなのが2つある。ど
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アンラッキー
/FB1/Unfortunately/
紙と鉛筆を手渡した。
急に、彼は、自分がほしいものにやっと気づいた。紙に急いで書いて、
返した。それは、彼らの手から手へ、まわされた。
すると、いきなり、彼は、捕とらえられ、腕は切り落とされた。はりつ
け柱に縛られ、まわりには、小枝やたきぎが積み上げられた。彼らのひ
とりが、火をつけた。
ラルフNCー5は、大声で抗議したが、アルクトゥルス星人によって、
却下された。抗議が、聞こえなかったからではなく、聴覚器官そのもの
がなかったからだった。彼は、苦痛のために叫んだ。そして、すぐに、
叫ぶのをやめた。
宇宙マニュアルの記述は、まったく正しかった。アルクトゥルス星人
は、地球言語の読み書きが、かなり、流暢りゅうちょうだった。しかし、書かれたこ
とが、あいまいだと、かならずしも、好意的に解釈してくれるとは限ら
なかった。宇宙マニュアルの記述は、この点について、じゅうぶんでは、
なかったかもしれない。
ラルフNCー5は、「あつあつのステーキ」と書いたのだが、あつあ
つのステーキがほしいのか、あつあつのステーキにされたいのかが、あ
いまいだった。アンラッキーにも、彼は、望みどおりに、あつあつのス
テーキにされた。
6
5
|
“スペーステロリスト”ターナロス
/ST/DS9_1_1_2/
「独立の鍵だよ」と、ターナロスは言って、反物質変換器に戻って行っ
た。
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65
◇
衛星軌道上のシスコ中佐のシャトル。
「クリンゴンが遮蔽して発進」と、オブライエン。
「コースセット!キラのシャトルに接近する」と、シスコ中佐。
「1分12秒後に至近距離です」
◇
ディーエスナインの司令部。
「ディーエスナインからガンジー」と、ダックス中尉。
「どうした?」と、シスコ中佐の声。
「カーデシアの戦艦、アルドラが国境を越えました。スターゲイザーに
接近する模様。29秒後にベイジョーの領域に入ります」
「了解した」と、シスコ中佐は、ガンジーの操縦室で言った。
「スターゲイザーのセンサー域に入ります」と、オブライエン。
「なにごとだ?」と、ターナロスは、スターゲイザーの反物質変換器の
前で言った。
「別のシャトルよ」と、キラ少佐。
「我々を待ち伏せしていたんだな、なぜ
|
つくられた記憶
/ST/DS9_4_5_3/
「それは自分で考えろ。つまみ出せ!」
異星人のひとりが、武器で追い立てると、オブライエンは大声を出し
た。
「うおぉぉぉ、うおぉぉぉ」
◇
オブライエンは、頭に電極をかぶせられて、寝台の上で目覚めた。
「あぁぁぁ」
「さぁ、終わりました」と、異星人の執行官が言って電極を取り外した。
オブライエンは、寝台の上で体を起こすと、目の前に立っているキラ
少佐に驚いた。
4
3
「はぁ、はぁ、少佐!」
「そうよ、チーフ」と、キラ少佐。
「そんなバカな、20年もたっているのに、年をとっていない」
「実はまだ数時間しかたっていないのですよ」と、執行官。
「どういうことです?」
「チーフ、急にこう言われても信じられないでしょうけど、あなたは服
役してないの。あなたが経験したことは、作られた現実よ。脳に働きか
けるプログラムによって、作り出されたイメージを見たに過ぎないの」
「なに?
|
オレとフラップジャックとマルスd星人
/FB4/Flapjack/
その糸
口さえ見つけてない。
太陽系では、あんたがたの惑星が━━━マルスd星を除けば━━━唯
一、マルスd星人が住める惑星だ。水星はあまりに暑く、金星は陸地が
なく、大気は有毒だ。木星の重力は、強すぎて押しつぶされる。木星の
月はすべて、あんたがたの月と同様、大気がない。木星より外側の惑星
は、どれも寒すぎて不可能だ。
それでオレたちは、必要性に迫られた。生き延びたいなら、地球に移
住するという必要性に。もし許されるなら、平和的に。武力を使わざる
を得ないなら、強制的に。オレたちは、地球の全人類を数日で破壊でき
る兵器を持っている」
「ちょっと待ってくれ!」と、オレ。「もしもそんなことができると少
しでも考えているんなら━━━」
オレに懐中電灯を向けていた生き物が、ねらいを下げてオレのひざに
向けた。そして、オレがスピーカー装置を操っあやつているやつの方へ歩き出
した瞬間、ボタンを押した。オレのひざは突然、ぐにゃぐにゃのゴムの
26
25
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レッドダイアモンド
/RD/RedDiamond/
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589
海から吹いてくるフレッシュな風が、今までいた室がいかに臭かった
かを教えてくれた。塩辛い海風を、がつがつと吸い込んだ。
エレーヌにはさよならを言わずに出てきた。彼女には星座もあるし、
20ドルもらったから自分のビジネスを続けられる。
ぶつかりそうになったスケートボーダーに、悪態をついた。彼女の耳
はウォークマンの大音量で、レッドの声は聞こえなかった。かわいらし
い少女で、舗装道路をまたぐ足は黒だった。長いブロンドの髪は、フィ
フィと同じだった。レッドは追い越して、彼女の顔を見た。フィフィで
はなかった。冷たい視線でレッドを見ると、元気よくすべっていった。
レッドは、塩気のある運河のひとつをゆっくり歩いた。水の中に小石
を投げ入れて、数分を過ごした。たくさんのパズルのピースは出揃でそろった
が、全体像が見えて来なかった。
首筋の後ろ髪が、うずうずした。誰かの視線を感じたが、人影は見え
なかった。
車に戻り始めた時、追つけられていることを確信した。しかし、ロコの
手下の姿はなかった。同じペースで歩いているのは、建物や景色をニコ
ンで撮とっている日本人のツアー
|
終わり良ければ
/FB1/HappyEnding/
彼のところまで走ってきた。男たちは、遠巻
きに見ていた。
彼は、震えながら、その場に、立っていた。疑り深い原住民たちは、
彼のからだが傷だらけで、見ることさえできないのを知って、驚いたよ
うな目をした。
彼には、敵意のある動きが、まったく見られなかったので、ベヌース
b星の原住民たちは、だんだんと周りに集まって、うろうろしたり、ぺ
36
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ちゃくちゃしゃべったりした。なん人かは、なんでも知っている、首領
と首領の息子のところへ走っていった。
この一見まともでない、ほとんどはだかの男は、なにかしゃべろうと
して、口を開いたが、しゃべるかわりに、倒れてしまった。まるで、死
んだかのように倒れた。しかし、みんなに、地面から抱き起こされたと
き、彼の頬ほほは、まだ、赤く、苦しそうな息をしていた。
アルワという老人の首領と、息子のヌラタがやってきた。アルワは、
すばやく、するどい
|
サアルバの国
/FB1/DeathOnTheMountain/
その形は、時々刻々変化し、鳥であったり、剣であったり、
象であったりした。ごくたまに、雲は、彼以外は、だれも見たことのな
いような形になった。彼は、その雲の形を、夢のなかの、サアルバの国
で見ていたのだ。サアルバの国では、パンは、星くずでできていて、1
オンスが16ポンドで、時計は、暗くなると、逆に進んだ。
3
ふたりの女性が、その山に登った。そして、小屋のなかの彼のいると
ころへ来た。ふたりの女性は、小屋のなかのものを見わたした。
「ここには、ないみたいだわ」と、年上の女性。「ここに、彼のサンダ
ルがあると思ったのだけど、見あたらないわ」
「戻ってて、いいわよ」と、年下の女性。「すぐに、暗くなるわ。日が
昇ったら、わたしが、見つけておいてあげる」
「こわくはないの?」
「シェパードは、羊の世話をするものよ」と、年下の女性。
10
9
年上の女性は、来た道を、とぼとぼ
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眠れるステーション エムポックノール
/ST/DS9_5_6_4/
と、オブライエン。
「エムポックノールか?」
「ディーエスナインと同じ構造で、一年前に閉鎖されました。しかしプ
ラズママニフォールドシステムはまだ使えるかもしれません」
「付近でのドミニオンの活動はどうだ?」
「ここ数か月はありません。戦略的には価値のない星域ですから」
「しかし、ひとつ問題があります」と、オドー。
「カーデシア人が基地から撤退するときは、侵入者撃退対策として、わ
なを仕掛けていくのが普通なんです。そのわなを解除するには、カーデ
シア人でないと」
「では、カーデシア人を連れていけばいいわけだ」と、シスコ大佐。
8
7
◇
チーフオブライエンは、エアロックでガラックに訊きいた。
「司令官はなんて言って、きみを説得したんだ?」
「志願したとは思わない?」と、ガラック。
「へへ、脅されたんだろ」と、オブライエン。
「違いますよ、ワイロをつかまされたんです。私の
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夢、遥かなる地にて
/ST/DS9_6_4_1/
私たちのこの世界こそが、全部、夢ゆめなのかもしれ
ない」
「だとしたら、おそろしいな」
「そうだ、ほんとうに、だけど、もしかしたら、夢なのは、ベニーじゃ
なく、こっちで、私たちは、みんな、ただ彼の空想の産物なのかもしれ
ない。世界のすべてが、今この瞬間、どこか、遠く、美しく輝く星々の、
遥はるか彼方かなたで、ベニーラッセルが夢ゆめ見てる幻かまぼろしもしれない」
(第六_四_一話 終わり)
84
83
|
ファーストコンタクト
/FB3/Contact/
建物の屋
上に行った。そして、ロケットが着陸する北を見た。
薄い大気の向こうに星が輝いていた。
エピローグ
地球の月の第1観測所。
ログエベレットは、天体望遠鏡を見ながら歓声を上げた。
「やったぜ、ウィリー!これで古い惑星、火星の成分表が分かる!」
ログエベレットには、確信があった。コンピュータの分析結果を見る
までもなかった。ログエベレットとウィリーサンガーは、重々しく握手
をかわした。歴史的瞬間だった。
8
7
「ログ」と、ウィリーサンガー。「ロケットがだれも殺してないといい
けどね、火星人とか。大シルチス台地のど真ん中に命中したんじゃない
?」
「ほぼ、そうだ。記録で見ると、目標の座標を南に千マイルずれたよう
だ。しかし、5千万マイル離れたショットとしては、まずまずだ。ウィ
リー、火星人はいると思うかい?」
ウィリーサンガーは、しばらく考えてから言った。
「
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屋根の上の少女
/TZ/IfSheDies/
プロローグ
夜の山の景色。
窓が閉まると、壁にも、星空。
惑星が回っている上に、胎児、蜘蛛、浮き雲、木馬。
赤ちゃん人形の顔、土人のお面。
水爆実験、窓。
そして、ナレーターのロッドサーリングの映像。
星空のバック。
「ミステリーゾーン」のタイトル。
2
1
1
朝。閑静な住宅街。
「パパ、急いで!」
キッチンで、キャシーが、フレンチトーストを作っていた。キャシー
は、今年から、小学校に通っていた。
「今、行くよ!」と、ポール。
「パパ、早く来て!」
「分かってる、行くってば!」
やっと、ポールがキッチンに出てきた。スーツを着ていた、
「なぜ、そんなに急いでいるんだ?」
「学校に遅刻する」キャシーは、できたてのトーストを、お皿に盛り付
けた。
「大丈夫さ。服装チェックしてくれ!」
キャシーは、ポールのネクタイを直した。
「どうして、今日は
|
恐怖のウイルス
/ST/DS9_1_2_1/
と、
ドクターサーマクレイン。
72
71
「ドクターサーマクレイン、私は司令室に。ご用があったら、そこの、
星をインパクトして、うう、瞳が赤い緊張を」と、キラ。
「あなたも発病してしまったようだ」
「はぁ」
オドーは、船内でジャヒール艦長の救出にあたった。
「犬、仲間、距離」と、ジャヒール艦長。
「話はあとで聞いてやる」と、オドー。
「オドー、急がないとやばいぞ、その船は、あと一分で爆発だ」と、ク
ワーク。
「ああ」
ドクターサーマクレインは、医療室の電子ファイルにアクセスした。
「ウイルスのたんぱく質症、ヌクレオチド連鎖、よおし、これだぞ、シ
ナプス抑制体だ。さすが、ディーコンエルグだ、たいしたものだ。治療
薬が見つかったようですよ、キラ少佐」と、ドクターサーマクレイン。
「はぁ」と、キラー。
オドーは、船内で噴出するガスに包まれていた。
「あと50秒」と、クワークの声。
「
|
存在のわな
/FB4/Trap/
理解不能の苦痛が意識の発散に突然燃え上がり、まった
くの空白になった。単純に、彼が観察していた存在がどこかへ行ってし
まった。それは動いてはなかった。しかし、完全に消えてしまった。
ストレンジャは、うろたえた。これは、物質と意識が誤った結びつき
をしたユニークな惑星で出会った、もっとも驚くべきものだった。死は、
それをしばしば見る生きものでももっとも神秘的なものだが、存在に終
16
15
わりがあることを認識できない存在にとって、さらに神秘的なものだっ
た。
さらに驚くことに、とりとめのない意識の消滅の瞬間、ストレンジャ
は突然の力を感じて、引っ張られた。彼は空間的に少し移動し、ある渦
巻きに吸い込まれた。まるで、空気が突然現れた真空に吸い込まれるよ
うに。
彼は動こうとした。最初に空間的に、つぎに時間的に。しかし、動け
なかった。彼は『存在のわな』に掛かった。見たこともない
|
ナッシングシリウス
/FB2/NothingSirius/
そろそろ宇宙船に戻る時間だと、告げた。もしも、最上級のおもて
なしを受けるなら、着替える必要もあるので。オレたちは、宇宙船をも
っと近くに移動させればよい。ナッシングシリウスには、あと数日滞在
できた。オレは、サムに、ローカルな動物相そうを、最初に見たあと、オレ
たちが、どうやって惑星を命名したかを、詳しく話してから、腰を上げ
た。
オレは、ジョニーにやさしく声をかけ、映画女優から解放して、外へ
44
43
連れ出した。これは、やさしくはなかった。ジョニーの目には、ぼんや
りした、至福の表情があって、オレが話しかけても、敬礼するのを忘れ
た。オレのことを、船長と呼ぶのも忘れた。実際、彼は、なにもしゃべ
らなかった。
ほかの誰も、通りを歩きながら、なにもしゃべらなかった。
オレの心に引っかかるなにかがあって、それが、なにか、まったく分
からなかった。なにかが違っていて、まったく
|
小さな子羊よ
/FB/TheLittleLamb/
ただの、気のせいだ
8
7
と、自分に言い聞かせた。街を見下ろす丘の曲線は、丘を下るにつれ、
ますます、高くなって、星々をおし上げた。これを、描かくには、画えのキ
ャンバスに、ピンで穴をあけて、後ろから照明をあてればいい。このア
イデアには、笑ってしまった。しかし、なぜ、だめなんだ?誰も、やっ
てないし、やろうとしたこともなかったアイデアだ。すこし考えて、誰
もやろうとしなかった理由がわかった。あまりに子どもじみていて、大お
人気となげなかったからだ。
ハンスワグナーのところにきた。ラムがここにいる可能性を考えなが
ら、歩くスピードを下げた。ハンスは、ここに、ひとりで住んでいた。
ラムは、もちろん、ここには、いないだろう。仲間たちといっしょに、
ウェイバリーインや別の場所から、ハンスのところへやって来たのでな
い限り。立ちどまって、仲間たちと騒ぐ声が聞こえるかどうか、耳をす
ま
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空想せよ
/FB1/Imagine/
空想せよ
原作:フレドリックブラウン
アランフィールド
空想せよ。
さまざまな幽霊。神々。悪魔たち。
空想せよ。
いろいろな地獄や天国。空中に浮遊する都市や、海中に沈んだ都市。
ユニコーンやケンタウロス。魔女や魔法使い。精霊のジンやバンシー。
天使やハルピュイア。魔力や魔法。4大元素、守護神、悪霊。
空想するのは、かんたんだ。
何千年のあいだ、人類は、これらすべてを、空想してきた。
2
1
空想せよ。
宇宙船や未来を。
空想するのは、かんたんだ。
未来は、現実にやってくるし、宇宙船も登場する。
それでは、空想するのは、むずかしいものは、あるだろうか?
もちろん、ある。
空想せよ。
ひとつぶの物質を。
そのなかに、あなたがいて、目覚め、考え、
それゆえ、自分が存在することがわかり、
自分が入っている、ひとつ
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幻の指揮官
/ST/VGR_6_1_4/
大丈夫よ。忘れないで、わたしが艦長よ」
「わかっています」
「機密チャンネルに、通信が入っています」と、トゥヴォック。「音声
のみです」
「ドクターの友達だろ」と、チャコティ。「はなしを聞こう。ドクター」
「ううん、もしもし、ヴォイジャーだ。私だよ」と、ドクター。
「ドクター」と、異星人のオペレータ。「困ったことが、おきた。タイ
プフォーの攻撃に、変更になったんだ。レーザーの周波数が、つぎつぎ
に変わるんだよ。わたしには、どうしようもない」
「回避行動だ」と、チャコティ。
「船が3隻、左舷さげん前方に現われます」と、トゥヴォック。
被弾ひだんして、ブリッジが大きくゆれた。
「これが、威嚇いかく射撃か?」と、トムパリス。
82
81
「命中です」と、トゥヴォック。「シールドは、維持しています」
「通信が入りました」と、ハリー。
「いくぞ、ドクター」と、チャコティ。
「スクリーンへ」と
|
緑の世界
/FB/SomethingGreen/
壊滅させた。しかし、地球は、
以前の地球は、なくなってしまった。ほんとうに、すまないとは思うが、
あんたは、どこか別の場所に住まなくてはならないだろう」
「地球がない」と、マクガリー。声に、表情がなかった。まったく、表
情がなかった。
「それは、たいへんなことだが」と、アーチャー。「火星も、悪くはな
い。すぐに、慣れる。火星は、今では、太陽系の中心だ。そこには、3
0億人の地球人が移住している。地球の緑が、恋しくなるだろうが、火
星も、悪くはないよ」
「地球がない」と、マクガリー。声に、表情がなかった。まったく、表
情がなかった。
「そのうち、事実を、受け入れられるようになる。それは、衝撃にはち
がいないけれど。さて、そろそろ、出発できる。噴射管は、じゅうぶん、
34
33
冷えたようだ。出発できるか、確認してくる」
アーチャーは、立ち上がって、小型宇宙艇にむかって、歩き始めた。
|
探検隊
/FB3/Expedition/
「くじに勝ったもの以外の全員が大声で抗議したが、長官は耳をかさず、
くじは正当に行われていて、結果はいっさい変更されなかった。男のエ
ゴを満たす唯一の譲歩は、マクソンを船長にしたことであった。宇宙船
は出発し、火星への旅は成功した」
2
「第2次火星探検隊が到着したとき、植民地の人口は2倍になっていた。
ちょうど2倍で、女性の全員が子どもを生んで、ひと組は双子だったの
で、ちょうど30人の子どもがいた」
「アンブローズ君、手を上げているのは見えますが、話を終えさせてく
ださい。ここまでの話にビックリするようなことはありませんし、一部
の人たちが考えるような不道徳なこともありません。時間さえあれば、
ひとりの男が29人の子どもを作ることは可能です」
6
5
エピローグ
「マクソン船長が、鉄腕マクソンと呼ばれる理由は、つぎの事実による
のでしょう。第2次火星探検隊は、
|
カトゥーニスト
/FB4/Cartoonist/
残ってと説得したい。もちろん、あんた次第だ。強制はしたくない
ので、ここの整形外科医が、あんたをもとの━━━お、おそろしい姿に
━━━戻してくれる」
ビルカリガンの口は、胸の真ん中だが、ニヤリとした。評価されるの
はとてもすばらしかった。彼の4冊目のカトゥーン全集は、発売された
ばかりで、この惑星だけで1000万冊売れた。さらに恒星系の別の惑
星にも輸出される。それはカネではなかった。すでにここで一生暮らし
てゆける額以上のものを稼いだ。3つの頭と6本の腕の便利さは、さる
ことながら。
1番目の頭は、カトゥーンから目を上げ、秘書の方を見た。彼女も彼
を見て、目玉軸を恥ずかしそうにしなだれた。彼女はとても美しかった。
彼はまだ彼女になにも言っていなかった。地球に戻るのかどうか、決心
するときだった。2番目の頭は、元の惑星にいたころに知り合いだった
女のことを考えた。彼は身震みぶるいをした。すぐに、その女のことから考え
をそらした。おおなんて、その女は恐ろしい姿だったのだろう!
皇帝の頭の1つが、書き上げたばかりのカトゥーンを見た。そして、
28
27
口を痙攣けいれんさせなが
|
歩兵
/FB1/Sentry/
歩兵
原作:フレドリックブラウン
アランフィールド
彼は、ぬれて、泥だらけで、ひどくおなかがすいて、寒かった。しか
も、故郷の星から、5万光年も離れた星にいた。
奇妙な青い太陽が、かがやいていた。重力も、彼の星の2倍もあって、
動くのも、困難だった。
1万年のあいだ、戦況は、変わらなかった。空軍のパイロットたちは、
流線型の宇宙船に、ファンシーな武器が使えて、上機嫌だった。チップ
が地上にバラまかれると、歩兵めがけて、地面をはってきて、足という
足は、すべて、血で染められた。
2
1
このひどい惑星に、上陸するとは、彼は、まったく、聞かされていな
かった。惑星の地表は、エイリアンたちも、そこにいるがゆえに、神聖
なる戦場だった。そのエイリアンたちは、この銀河に存在する、われわ
れ以外の、唯一の知的生命体であった。冷酷で、みにくく、
|
ファイナルアンサー
/FB2/Answer/
1
デュワーレインは、無数の聴衆にむかって、簡潔に話した。しばらく
の沈黙ののち、彼は、言った。
「スイッチをどうぞ、デュワーイブ」
デュワーイブは、スイッチを入れた。大きなハム音が響いて、960
億の惑星から情報が押し寄せてきた。数マイルにおよぶパネルが点滅し、
やがて、静まった。
デュワーイブは、1歩下がり、深く息をした。
「最初の質問をする栄誉は、あなたのものです、デュワーレイン」
「では」と、デュワーレイン。「今まで、どのサイバネティックマシン
でも、単独では、答えられなかった質問です」
彼は、マシンの正面に立った。
「神は、存在するか?」
力強い声が、なんのためらいも、なんのリレーの点滅もなしに、こた
えた。
「そう、今や、神は存在する」
突然、デュワーイブの顔におそれの表情がうかび、スイッチにとびつ
いた。
4
3
エピローグ
一筋の雷が、雲
|
ノヴァリアン試用版
/novelyan/guestroom/
あなたは、すでに、ノヴァリスト!
サンプルあり(
1
2
3
) presented by bilyzkid
◆◇◆◇◆◇
or
and
(全角のみです)
京 都 大原
星 銀河
夢 心
人形 宇宙船
月 夜 花 光
月 夜 花 光
、 ◇
令 和
SFミステリー
ノヴァリアン NOVELYAN 1.20 試用版
ご使用方法
小説コマンドの説明
画像コマンドの説明
詩的コマンドの説明
FAQ
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novファ
|
帰ってきたカーン
/ST/StarTrek2013/
残虐性をだ。知性だけでは、戦闘で使いものにならな
い。規則ひとつも破れない、きみが、どうやって、敵の骨を砕けるのか?
マーカスは、私に魚雷を設計させた。宇宙艦隊を軍隊化する、理想をか
なえるためにな。そして、魚雷の発射に、きみを派遣。私の魚雷を、無
防備な惑星に打ち込ませるためにな。そして、敵の宇宙域で、きみらの
船を壊こわした。ある避けられない、結果を招くために。クリンゴンが魚雷
を発射したものをさがせば、きみらは、容易に見つかる。そうなれば、
マーカスは、やりたくてしようがなかった、戦争を、ついに、始めるこ
とができるのだ」
「いや、違う」と、カーク。「オレは、この目で見た。あのとき、丸腰
の仕官を攻撃してきたのは、おまえだ。おまえが、彼らを殺した」
「マーカスが、私のクルーを奪ったからだ」
「おまえは、人殺しだ」
「やつは、クルーを人質に、私を操っあやつたのだ。私は、自分の設計した魚
雷に、奪われたクルーたちを、ひとりづつ、隠した。だが、それが、見
つかった。私は、仕方なく、仲間を残して、逃げた。だが、そのとき、
私には、マーカスに対する、確信があったのだ。彼は、私の、大事な人
々を、ひとり残らず殺したに違いない、という。それで、同じように、
報復した。私のクルーは、私にとって、家族だ。きみには、家族のため
に、できないことなどあるのか?」
144
143
「接近警報です」と
|
パペットショー
/FB2/PuppetShow/
5
「あるテクニックに違いないだろうが」と、大佐。皮肉っぽく。「ある
国に、そうしようとするなら、国名をあげるまでもなく、なんら脅威な
しに、同じ路線に乗せられる」
「時として」と、ガース。「報酬は、脅威より、重要かもしれません。
あなたが、名前を挙げたくない国が、自分たちが火星に到達するより前
に、あなた方が、遠い星の惑星を、植民地化するのを喜ぶと、思います
か?これは、しかし、比較的、小さな点です。あなたは、そのテクニッ
クを信頼するかもしれません」
「それは、あまりに響きがいいので、本当とは思えん」と、大佐。「し
かし、きみは、わしらが、参加を依頼されるか分からないのに、今、す
ぐにでも、決定すると言った。きみらの決定の基礎となるファクターは
なんなのか?」
「1つは、私です」と、ガース。「私は、あなた方のエイリアン嫌いの
程度を、チェックしています。つまり、見知らぬ人への恐れです。我々
のある言葉は、あなた方の言葉には、ないのですが、エイリアンに対す
る恐れなり、嫌悪を意味します。私、あるいは、私の種族のメンバーは、
あなた方と、ファーストコンタクトをするために、選ばれました。それ
は、私は、あなた方が、大雑把に、ヒューマノイドと呼ぶものだからで
32
31
す。私は、たぶん、あなた方にとって、完全に違う生き物よりも、ずっ
と恐ろしく、ぞっとする生き物のはずです。そ
|
ケンタウロス
/FB1/HorseRace/
疑われ
ません。馬族は、友好的で、問題はありません。地球の商売人として、
歓迎されます。人族の主張する、馬族が、馬族の正当な数よりも多い、
小惑星を所有することで、協定違反をしているという主張が、正しいの
かそうでないのかを調査することです」
「了解しました」
「あなたの任務が完了して、惑星を離れたらすぐに、超光速通信で、私
に、結果を報告してください」と、ブランド。スクリーンは、消えた。
6
5
ガーンロバーツは、コンピュータに命令して、自動航行システムの行
き先を変更すると、中断された睡眠をつづけるために、寝台へ戻ってい
った。
◇
1週間後、ガーンロバーツは、任務を完了し、ノヴァ太陽系から10
光年離れると、銀河連邦の所長特別補佐に超光速通信を送った。数分後、
ダウネンブランドの顔が、スクリーンに映った。
「Kー1356です。ノヴァ調査の結果です」と、ガーンロバ
|
失われた母星
/ST/StarTrek2009/
構築した
?」
「だから、そうだって。で、こんなはめになったの。教官と、ちょっと、
言い合いになったんだ。相対性理論と、亜空間移動の関係、あいつは、
たとえば、グレープフルーツみたいなもんを、転送できる範囲を、10
0マイルだって、言ってた。でも、オレにとっちゃ、同じ星系内の星か
ら星へ、グレープフルーツを転送するなんざ、ちょろいもんでさ、生命
体でもできると、で、アーチャー提督のポートスで実験した」
「ああ、あのビーグル犬のポートスね」と、カーク。「で、どうなった
?」
152
151
「亜空間から出てきたら、教える。ポートスには、悪かったと思ってい
る」
「きみの理論が正しいと言ったら」と、スポック。「どうする?ワープ
で航行中の船にも、転送で乗れると言ったら?」
「方程式が見つかりゃな。聞いたことねぇが」
「今は、まだ、方程式を、きみが発見する前だからだ」
スコットは、わけが分
|
聖なる神殿の謎
/ST/DS9_1_1_1/
「結婚して欲しい!」と、かつてのシスコ中佐が言うと、ジェニファー
98
97
の唇にキスをした。
それを見ていたワームホール異星人のジェニファーは、不思議そうな
顔をした。
「人間は物質的存在だ。肉体的触れ合いに喜びを感じるんだ」と、シス
コ中佐。
「喜びって?どういうもの?」と、ジェニファー。
「気分がいいもの。幸せなこと」
「この日のことも忘れられません」と、ボリアン人士官。
シスコ中佐は、ボーグとの戦いの船内にいた。
「思い出させないでくれ!。一番辛い記憶だよ」と、シスコ中佐。
「なぜです?」
「この日、私は、妻を、失った。悪夢の一日だ。ここには,入りたくな
い」
「じゃ、なぜ、ここにいるの?」と、ジェニファー。
「それは、こっちが聞きたいよ!」
「あなたは、過去にとどまっている!」
シスコ中佐は、白い光の中にいた。
「どういうことだ?どうなっている?」
ワームホールを
|
ナスティ
/FB3/Nasty/
1
ついに、ビュレガードは、占いや魔法の本を思い出した。膨大な蔵書
の一部として、集めたり、読んだりするのを楽しんでいた。しかし、そ
れらを、まじめにとらえたことはなかった。今までは。今、彼に、なに
か、失うものがあっただろうか?
かびの生えた、悪のにおいのする、稀少本の1冊に、求めるものを発
見した。書かれているとおりに、5頂点の星型を描き、秘密のマークを
コピーして、ろうそくに火をともした。そして、呪文を大声で唱となえた。
1筋の閃光のあと、煙が舞った。そして、悪魔。悪魔を、あなたが好
きにはなれないことは保証するが、どんな姿か述べるのはやめておこう。
「きみの名前は?」と、ビュレガード。声を一定にしようとしたが、す
こし震えていた。
悪魔は、叫び声と口笛の中間のような声を出した。大きなバイオリン
を、のこぎりで弾いたときに出る倍音を伴っていた。
「そうだね、おまえには、発音することができないよ。おまえたちのゆ
るい言語では、翻訳すると、ナスティかな。ナスティって、呼んでくれ
たまえ!おまえのほしいものは、ふつうのものかい?」
「ふつうのものって?」と、ビュレガード。知りたがった。
「もちろん、願いさ」と、ナスティ。「よし、おまえに1つ叶かなえてやろ
4
3
う。しかし、3つじゃない。3つの願いなんてのは、ただの迷信さ。叶
えられるのは、1つだけ。好きになれ
|
地球人は出ていけ
/FB1/KeepOut/
地球人は出ていけ
原作:フレドリックブラウン
アランフィールド
プロローグ
ダプティンというのが、略称だ。最初は、アダプティンと呼ばれてい
たのが、ダプティンと、略されて呼ばれるようになった。それは、ぼく
たちを、適応させてくれるのだ。
10才の時に、みんなに説明された。彼らは、ぼくたちが10才にな
らなければ、理解できないと思っていたようだが、みんなは、すでに、
多くを知っていた。火星に着陸すると、すぐに、話してくれた。
「きみたちの故郷だよ、生徒諸君」と、主任の先生。ぼくたちのために
建設してくれた、プラスチック製のドームに入ってから、講義が始まっ
た。この夜の、特別講義は、とても重要なもので、全員、出席するよう
に言われていた。
その夜、先生は、ぼくたちに、なぜなのかやなんのためにも含めた、
すべてを、話してくれた。先生は、ぼくたちの前に立っていた。もちろ
ん、寒さを遮断する宇宙服を着て、ヘルメットをかぶっていた。ドーム
2
1
の気温は、ぼくたちにとって、適温だったが、先生にとっては、すでに、
凍るように寒く、空気も、すでに、先
|
あごひげ彩か
/FB3/Beard/
マリアンヌ、無線機さ」と、ビリー。「ただし、ずっと
パワフルで高性能、恒星間通信もこなせる。それでいつも、ベヌースb
星と通信していたのさ。そう、オレは、そこから来た」
「でも分からないわ」
「分かる必要はないよ、ダーリン。話してあげるけど、オレは、ベヌー
スb星のスパイなのさ。いわば、調査員。地球を侵略するかどうか調査
している。
オレのあごひげはブルーだと言ったら、あるいは、クローセットに前
の妻の死体を見つけてたら、どうした?
マリアンヌ、きみはカラー音痴なのを知っている。父親はマリアンヌ
に、オレのあごひげは赤だって言ったろ?」
「そうよ、違うの?」
「ほんとうはね。父親はオレが外出するときに携帯染料で赤く染めた色
を見たのさ。しかし家にいるときは、自然なグリーンが好きなので、カ
ラー音痴の妻をもらった。違いが分からないからね。
いままでの妻たちは、みんなカラー音痴だった」
ビリーは、深くため息をついた。
6
5
|
SFミステリー (小説家自動生成異次元空間 ノヴァリアン) ライトノベル風
/
(画像提供:
ISFDB)
原稿(novファイル)を書き始めた瞬間、あなたは、すでに、ノヴァリスト!
presented by bilyzkid
SFミステリー 小説家自動生成異次元空間 ノヴァリアン
NOVELYAN 1.20 (株)美利崎人 (ビリザキト)
NOVELYst AutogeNerating dimensional space
試用版 ゲストルーム
◆◇◆更新ニュース◇◆◇
一.
試用版 ゲストルーム
をリリースしました。
二.
サイト 内 検索
をリリースしました。
三.
郵便番号検索
をリリースしました。
四.
世界の国旗
をリリースしました。
五.
和暦⇔西暦・早見表
で、令和を新年号としました。
六.
ネット広告をすべて廃止しました。
ページ、
ページ、
その他:広告なし
◇◆Alt-C Alt-Pともに、広告なし◇◆
左
中央:初出年月・初放映日・初出雑誌・他
右
七.
宝くじ
|
ファブクリップ
/FB5/FabClip/
隣りのものとは区別されるかたまりで、あいだには空間もある。
210
209
だが、そうじゃない。それは、そのあたりに漂う原子のただのあつま
りだし、原子は、そのあたりに漂う電荷と電子からできていて、星々の
あいだに空間があるように、互いのあいだに空間もある。それは、ほと
んどなにもないものの、大きなかたまりさ。ただそれだけ。空間が終わ
って、ビルが始まる場所に、明確な線などない。原子が、もっと離れば
なれになって、ちょっと少ないだけ。
それに、漂うだけでなく、原子は前後に振動もしている。ただの雑音
に聞こえるものは、ひどく離れた原子が、すこし激しく振動しているか
らさ。
さて、クラーク通りを歩く男がいたとしよう。彼は、ほかのなにもの
でもない。だたのダンスする原子のかたまりの一部さ。彼は、よろめい
ては、下や周りの原子や空間をかき混ぜているだけ」
アムは戻って、ベッドに座った。アムは言った。「見ることを続けろ!
絵を描け!分かってることは、ただの見せかけ。トリックの裏にある隠
されたものを暴あばけ!
ほとんどなにもないもののかたまりが続いている。それが真の姿だ。
分子間には
|
ヴァヴェリ
/FB/TheWaveries/
これが、彼らを引きつけ、ここまで、連れてきたのです」
「彼らは、我々の望遠鏡では見えない恒星から来たのか、まさに、宇宙
の一点から来たのか、どちらと、お考えですか?」
「おそらく、宇宙の一点からです。そうでない理由は、ありません。彼
らは、実体のある生物ではありません。もしも、彼らが、ある恒星から、
ここへ来たとしたら、我々に見えないということは、非常に暗い星とい
うことになります。なぜなら、たったの61光年先ですから。これは、
恒星の距離としては、非常に近い方です」
「その距離は、どのようにわかったのですか?」
「こう仮定しました。この仮定は、まったく、合理的な仮定です。彼ら
が出発したのは、我々の電波信号を最初に発見した時です。それは、1
22年前のマルコーニのS━S━Sです。最初に到着したものの形にな
って、ただちに、我々の方向に出発した、と仮定しました。マルコーニ
の信号は、光の速度で進みますから、61年前に、61光年先に到達し
たと考えられます。それから、侵略者たちは、やはり、光の速度で旅し、
我々のところに到着するまで、同じ年数を要したわけです」
教授は、ひと息ついてから、さらに、続けた。
「最初に到着したものたちは、モールス信号の形をとっていた、と言え
ます。その後に到着したものたちは、地球に向かう途中で遭遇したり、
通過したり、たぶん、吸収したりした、さまざまな電波の形をとったで
52
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星雲を越えて
/ST/StarTrek2016/
銃を捨てた。
「どうだ、チェコフ?」と、カーク。立ち上がった。
「通信先の座標を、取得しました」と、チェコフ。
カークは、異星人の女性船長を突いて立ち上がらせて、チェコフの横
に立った。
「クラルは、なぜ、あれが、欲しいんだ?」と、カーク。
「あなたがたが、自滅しないため」と、異星人の女性船長。
「船長!」と、チェコフ。2人の敵兵が現われたので、銃撃戦になった。
カークとチェコフは、撃ちながら、傾いた通路を逃げた。
異星人の女性船長と2人の敵兵は、ふたりのあとを追った。
カークとチェコフは、息を切らしながら、傾いた通路をあがってきた。
「大丈夫か?」と、カーク。
「はい、船長!」と、チェコフ。「でも、行き止まりです!」
カークは、通路の隔壁からのぞくと、異星人の女性船長が雷光銃を撃
ってきた。
「これ、起動できるか?」と、カーク。
「まさかと思いますが、通常エンジンをですか?」と、チェコフ。
96
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報復戦隊
/FB3/Fleet/
8
7
エピローグ
「もしもバーロ将軍が、旅の終わりで、破壊しようとした惑星が金星だ
と気づいたとしたら、なにが起こっていたであろうか?
このような考察は、興味深いが、実みのりが少ない。バーロ将軍が、その
惑星を破壊する前に金星だと気づくことは不可能だった。なぜなら、バ
ーロ将軍は、すでに、その惑星を破壊していたからだ。破壊してなけれ
ば、その報復戦隊の司令官でもなく、そこにいさえしなかったのだ。
起こってしまった過去は、変えることはできない」
(終わり)
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